こんにちは!
本日はハードウェアウォレットの「Trezor」(トレザー)と「Ledger Nano」(レジャー)について記載していきたいと思います。
2018年1月26日(金)のコインチェックの580憶円分のネム流出事件で改めてハードウェアウォレットの必要性について、考えた方も多かったことかと思います。
いづれ消されそうですが、現時点ではyoutubeに記者会見が載っていたので、載せておきます。
私自身、コインチェックにネムを預けていたため、まんまと盗まれてしまったわけですが、やはり仮想通貨は自分で適切に管理しなければいけないなと心から思いました。影響範囲は、なんと26万人だったそうです。一応コインチェックは88円/NEMのレートで自己資産を以て補償を行うことを次の日に発表しましたので、ひとまずは安心です。
そして、個人が仮想通貨を管理するにあたって自前のコールドウォレットを構築することは困難であるため、「Trezor(トレザー)」と「Ledger(レジャー)」というハードウェアウォレットをオススメしたいと思います。私自身も購入しました。
Trezor(トレザー)の特徴
公式サイトはこちらをどうぞ!
対応通貨は、下記の9種類となっています。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- ジーキャッシュ(Zcash)
- ダッシュ(DASH)
- モナコイン(MONA)
- ネム(NEM)
ただし、以下の一部通貨についてはデスクトップウォレットと接続する必要があります(※Trezorと連携させておけば、万が一デスクトップウォレットが壊れた場合も安心ですし、トレザーがないと引き出せないので、ハッキングにも安心です)。
- イーサリアムとイーサリアムクラシックについては、MyEtherWalletと接続する必要があります。
- モナコイン(MONA)については、ElectrumMonaと接続する必要があります。
- ネム(NEM)については、NEM Nano Walletと接続する必要があります。
図にするとこんな感じになります。
(図の出所:http://hardwarewallet.jp/trezor/crypto-currency.html)
さて、このTrezorの最大の特徴は、使い勝手が優れている点です。Trezorはアカウントを分けることができたり、操作が直感的にわかりやすいです。Trezor公式サイトにつなげるだけで簡単に使うことができるので、初めての方にはとてもおススメできるウォレットです。
最大の難点としては、リップル(XRP)に対応していないということです。リップルをハードウェアウォレットで保管したい場合は、今のところLedgerを使用するしか選択肢はありません。
また、アマゾンでも購入することはできますが、アマゾンが直販しているわけではないので、何か仕込まれていたりする可能性がゼロとは言い切れないため、必ず公式サイトで購入することをお勧めします!
Ledger(レジャー)の特徴
フランスの公式サイトはこちら。ただし、今からだと3か月以上待つ可能性あり。価格は€79(約10,500円)。
Ledger(レジャー)の正規販売代理店はこちら 。日本語対応。公式サイトよりも早く届く可能性あり。価格は15,800円。
対応通貨は、Trezor(トレザー)で対応しているものに加えて、
- リップル(XRP)
- ステラ(Stellar)
- ストラティス(Stratis)
- コモド(Komodo)
- ネオ(NEO)
などの約25種類に対応しています。
しかしながら、Ledger(レジャー)本体に1度に入れられる暗号通貨アプリは4つまでとなっています(イーサリアムはイーサリアムとイーサリアムクラシックが一つのアプリで使えるためイーサリアムを入れた場合他に3種類のアプリを入れることができます)。
図にするとこんな感じになります。
(図の出所:http://hardwarewallet.jp/trezor/crypto-currency.html)
Leger(レジャー)の特徴は、やはり圧倒的な対応通貨の多さが挙げられます。特にリップル(XRP)については、保有している人も多いと思うのですが、Trezor(トレザー)には対応していません。
そのため、リップル(XRP)保有者はLedger(レジャー)以外に選択肢がほとんどありません。
Ledge(レジャー)の難点としては、Trezor(トレザー)と比べて使い方がわかりにくかったり(アプリケーションも一部はデスクトップですが、一部はGoogle Chromeのプラグインだったりします)、たまに送金の際に障害が起こって送れなかったり(仮想通貨自体はなくならないのでご安心ください)、とあまりユーザーフレンドリーではないところでしょうか。
ただ、対応通貨が多いのは本当に助かります。
また、Trezorと同様にアマゾンでも購入することはできますが、アマゾンが直販しているわけではないので、何か仕込まれていたりする可能性がゼロとは言い切れないため、必ず正規代理店等で購入することをお勧めします!
Trezor(トレザー)VS Ledger(レジャー)の結論
個人的には、対応通貨がある場合は「Trezor(トレザー)」、リップル(XRP)等の「Trezor(トレザー)」には対応していない通貨を保管する場合は「Ledger(レジャー)」という使い分けがいいと思います。
仮想通貨をこれからも自分の資産の1つとして考えている方は、是非ハードウェアウォレットを購入しておくことをお勧めします!
それでは☆
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