こんにちは。

11月1日(水)にアメリカのCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)がビットコイン先物を2017年内に上場すると発表しました。

世界最大のデリバティブ取引所運営会社の米CMEグループは31日、年内にもビットコイン先物を上場すると発表した。

(中略)

上場時期は米規制当局の承認次第だが、今年10~12月期を目指す。ビットコイン先物は、CME英ビットコイン取引会社クリプト・ファシリティーズが毎日算出するドル建てのビットコイン参照価格を対象とする。

 CMEのテリー・ダフィー最高経営責任者(CEO)は上場理由について「進化する仮想通貨への顧客の関心が高まった」と述べた。原油や国債、通貨のように先物商品として上場されれば、ビットコインの価格が取引所で常に明示されるうえ、ビットコインを保有する投資家が価格下落リスクをヘッジすることも可能になる。ビットコイン自体の投資商品としての魅力が高まる可能性がある。

 CMEに先駆け、今夏に米シカゴ・オプション取引所を運営するCBOEホールディングスが早ければ年内のビットコイン先物上場を発表した。また今年10月には、店頭デリバティブ市場でスワップ取引プラットフォームのレジャーXが米商品先物取引委員会(CFTC)の認可を得て、ビットコイン・オプションの取引を開始している。

(出典:日本経済新聞2017/11/1 7:31発行記事

このCMEがビットコイン先物を年内に上場するという発表を受けて、ビットコイン相場はこうなりました!

見づらい方はこちらをどうぞ。

11月1日(水)午前0時頃は、70万円程度だったのが、11月2日(木)20時頃には85万円の高値を付けました。約20%の値上がりです(※この後80万円を割りました)。

今日は、ここまで相場に影響を及ぼしたCMEや記事にでてくる単語の解説を記事にしていきたいと思います。

そもそも先物ってなんなの?

金融関係の仕事の人や株取引、仮想通貨取引等に明るい人を除いて先物取引に、馴染みが薄い方が多いのではないでしょうか。

先物取引とは、いわゆるデリバティブ(金融派生商品)取引の一種で、未来の売買についてある価格での取引を保証するものをいいます。

先物取引の例

例えば、Aさんが、1ビットコインを3か月後に1,000,000円/BTCで購入する契約を取引所と結ぶとします。

その後、3か月間にビットコインが1,500,000円/BTCまで高騰したとします。

ここで、Bさんが、相場通り取引所に1,500,000円/BTCで買いたいと申し出たとします。

Aさんにとっては大チャンス!購入すると約束したビットコインを取引所に仲介してもらって、Bさんに1,500,000円/BTCで売却することができるのです。

これでAさんは、差額の500,000円をビットコインを実際には売買することなく手にすることができるのです(差金決済)。

そして、通常の相場と同じように先物価格といわれる相場も存在しています。

代表的なものにCMEで取引されているシカゴ日経平均先物があります。

 CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)とは?

シカゴ日経平均先物(CME Nikkei 225 Futures)で有名なCMEですが、どのような取引所なのでしょうか?

CMEの概要

種類:株式会社
設立:1898年
株式情報:NASDAQに上場
HP:http://www.cmegroup.com/

東京証券取引所と同様、CMEも上場会社となっています。

また、先物取引をはじめとしたデリバティブ商品の取引量は世界最大規模となっています。ビットコイン先物をCMEに上場するということは、機関投資家もCMEでビットコイン先物を取引することになるため、市場へのインパクトは非常に大きなものになると考えられます。

価格下落リスクをヘッジすることも可能って?

記事の中に「ビットコインを保有する投資家が価格下落リスクをヘッジすることも可能」と記載があります。

これは、ビットコインを先物取引で売りヘッジすることで、価格下落リスクをヘッジすることが可能ということです。以下に簡単な売りヘッジの具体例を記載しました(先ほど記載した例は、買いヘッジの例です)。

売りヘッジの具体例

Aさんは、3か月後に1ビットコインを1,000,000円/BTCの価格で売却する契約を取引所と結びます。

その後、3か月間にビットコインが700,000円/BTCまで暴落したとします。

ここで、Bさんが、相場通り取引所に700,000円/BTCで売却したいと申し出たとします。

Aさんにとっては大チャンス!取引所に仲介してもらって、Bさんから700,000円/BTCで購入することができるのです。そして、1ビットコインを1,000,000/BTCで売却できると取引所と約束していたので、Aさんは差額の300,000円をビットコインを実際には売買することなく手にすることができるのです(差金決済)。

 イギリスのビットコイン取引会社クリプト・ファシリティーズって?

こちら、ホームページが見つからなかったのですが、要するにビットコインの取引所のようです。日本でいうとビットフライヤーみたいな感じですかね。

もともと、CMEとはパートナーシップを結んでいたようです。また、XRPを発行しているリップル社ともパートナーシップを結んでいるようです。

ビットコインだけではなく、XRPの先物価格も算出しているようですね。

クリプト・ファシリティーズについては、また詳細が分かり次第、記事を追加していきます。

 

いかがでしたでしょうか?

CMEにビットコイン先物が上場すれば、機関投資家の本格参戦が予想され、ひょっとすると今より安定するかもしれないし、ありえないバブル相場が待っているかもしれません。とにかく現在の相場の変動率(ボラティリティ)が様変わりする可能性がありますね。要注目です!

それでは☆

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