こんにちは。

10月25日(水)に分岐予定のビットコインゴールドへの注目が日に日に高まっていますね!

先日、「ビットコインゴールド(BTG)が11月1日に配布予定~10月25日にビットコインがハードフォーク!?~」の投稿でビットコインゴールドの特徴や配布予定日等を記載しました。

今回は、いよいよ4日後に迫ったビットコインゴールドのハードフォークに対する各取引所の対応とビットコインゴールドの問題点について記載していきたいと思います。

10月21日(土)現在、大手取引所の内、コインチェックビットフライヤービットバンクZaifの4つの取引所にてビットコインゴールドの付与方針が発表されています(仮想通貨取引所のそれぞれの特徴等については「仮想通貨取引所ランキング(現物取引)~ビットコイン、アルトコインごとに徹底比較!~」の記事を参考にしてみてください。)。

(10月23日(月)追記)

10月23日(月)にGMOコインもビットコインゴールドの付与方針を発表しました。

(10月24日(火)AM1:00 追記)

10月24日(火)AM0:00頃にビットフライヤーが、ビットコインゴールドのハードフォークの実施が10月24日(火)9:00〜13:00頃になると発表しました。

ハッシュレートの上昇等に伴い BTG 分岐の予定時刻が繰り上がり、10 月24 日に発生する可能性が高まっております。その結果、当社対応スケジュールについても BTG 付与数量決定日時を10 月 24 日に変更いたしました。詳細は当社対応スケジュールをご確認ください。(10 月24 日更新)

【当社対応スケジュール】

日時(日本時間)

対応(予定)

ビットコインのブロックチェーンにおけるブロック高 491,406 ブロックが生成された時刻
(10 月 24 日 9:00~ 13:00 頃の予定)
(10 月 24 日更新)

【数量決定】

この時点でお客様が bitFlyerアカウントで保有しているビットコイン現物の数量*3 に応じて付与される BTG の数量が決まります。

 (出典:ビットフライヤーHP)

 

コインチェック(coincheck)の付与方針

コインチェックは10月19日(木)にビットコインゴールドについて、原則として付与する方針であることを発表しました。

このたびのBitcoin Goldに係る分岐に際し、CoincheckではBitcoin Goldの付与を行う予定です。しかしながら、以下のような事象が発生し、弊社にてお客様の資産の保護が困難と判断される場合やサービスの安定した提供が困難と判断される場合においては、Bitcoin Goldの付与を行わない可能性がございます。
Replay attackに対する対策が不十分であると確認された場合
・マイナーが十分に集まらず、ブロックが安定的に生成されない場合
・何らかの脆弱性が発覚しそれに対する対策が行われない場合
・その他、弊社において付与等の取り扱いが不適切と判断される場合

(出典:コインチェックHP

なお、ビットコインゴールドの安全性・安定性の確認後に付与を予定しているため、付与日は未定のようです。おそらく、分岐予定日である10月25日(水)を基準日として安全性が確認でき次第、11月1日以降に付与かと思われます。(分岐日から配布日までにビットコインを売却した場合も付与されると理解しています)。

さらに、付与数は保有するビットコインと同数ではなく全ユーザーの取引状況から算出される付与係数を乗じた数量を付与する予定のようです。

付与されるBitcoin Gold = ((保有するビットコイン)+(ロングポジションで保有するポジション数量)–(ショートポジションで保有するポジション数量)–(信用取引で借入れているビットコイン)+(貸出申請中のビットコイン)+(貸出中のビットコイン))×付与係数
(出典:コインチェックHP

では、付与係数とは何か?それは次の式になります。

付与係数 = 1 – ① / ②

① = 信用取引による顧客のビットコインの借入数量合計 + 顧客のレバレッジ取引によるショートポジションの数量合計
② = 顧客の取引アカウントのビットコインの残高合計 + 貸し仮想通貨アカウントのビットコインの残高合計 + 決済アカウントのビットコインの残高合計 + 顧客のレバレッジ取引によるロングポジション合計
(出典:コインチェックHP

非常に難解な式ですが、要するにショートポジションを抜いた分だけを付与しますよということですね。

ここで非常に重要なのは付与係数というのは、自分だけの保有コイン等で計算するのではなくて、コインチェックのユーザー全員を合わせた保有コイン等で計算するということです。

つまり、現物のビットコイン(現金で普通に買ったビットコイン)しか保有していない場合でも、付与係数をビットコインの保有数にかけると基本的に付与されるビットコインゴールドの数量は、自分が保有しているビットコインの数量よりも少なくなるということに注意が必要です。

ビットフライヤー(bitFlyer)の付与方針

10月21日(土)にビットフライヤーからも速報があり、コインチェックと同様の対応を取る方針のようです。

2017 年 10 月 25 日に Bitcoin Gold(以下、「BTG」)によるビットコインのブロックチェ

ーン分岐(以下、「BTG 分岐」)が予定されています。当社として下記の対応*1 を予定して おりますのでお知らせします。

当社は、BTG 分岐前にお客様が bitFlyer アカウントで保有されていたビットコイ ン現物の数量と同量の BTG をお客様に付与*2 します。 BTG分岐が恒久的であり、お客様の資産保護等の観点においても問題が無いと当社が判断した場合、お客様はビットコイン、及び BTG 両方の資産を持つことになります。

BTG の付与に伴い、BTG の売買サービス、お預入・ご送付サービスの提供を開始する予定です。
BTG 分岐前後においてサービスの停止は予定しておりません。全てのサービスが通常通りご利用いただけます。

*1 2017 年 10 月 21 日現在の状況に基づくものであり今後のビットコイン・エコシステムの状況変化によっては当社の対応も変わりうるものであることをご了承ください。対応に変更があった場合は改めてご連絡させていただきます。

*2 当社が BTG 分岐を恒久的ではない、お客様の資産保護等に問題がある(リプレイアタックに向けた対策が不十分である、プロトコルに何らかの脆弱性がある等)、その他の理由により付与が適切ではないと判断した場合は BTG の付与を行わない可能性があ ります。その場合、一切の損害について当社は補償いたしません。

(出典:ビットフライヤーHP

(2017年11月3日(金)追記)

2017年11月2日(木)にビットフライヤーが「Bitcoin Gold によるビットコインのブロックチェーン分岐に向けた対応 」というタイトルのプレスリリースを出すことで、ビットコインゴールドの付与方針の最新情報を発表しました。

11 月 2 日時点で BTG のブロックチェーンは稼動しておらず、ブロックが安定的に生成されるか不明の状況です。その為当社は、お客様へ の BTG の付与をまだ決定しておりません。 当社は BTG ブロックチェーンの稼働後、ブロックが安定的に生成されること等を確認し、BTG 分岐が恒久的であり、お客様の資産保護等の観点においても問題が無いと当社が判断した場合に限りお客様への BTG の付与を決定いたします。また、BTG の付与に伴い、BTG の売買サービス、お預入・ご送付サービスの提供を開始する予定です。

(出典:ビットフライヤーHP

まだ、ビットコインゴールドのブロックチェーンが稼働していないため、付与ができない状態のようです。付与までじっと待つしかありませんね。

ビットバンク(bitbank)の付与方針

ビットバンクも10月19日(木)にビットコインゴールドについて、付与すると読み取れる文章を公表しています。

  1. 当社は、BTGの発生時点におけるお客様資産のスナップショットを取得します
  2. スナップショットの取得は、当社における付与と売買の提供を前提としておりません
  3. 当社は、BTGに限定されず当社の裁量に基づき当該仮想通貨の取り扱い可否を決定するものとし、次に掲げる事項などに該当する場合、付与を行わないことがあります
    • リプレイ攻撃保護が困難であり、お客様資産の保全ができない場合
    • プロトコルに脆弱性があり、不正にトランザクションを送信できるなどのバックドアが含まれる場合
    • 反社会的勢力との関わりがあるか、反社会的行為に携わっている場合
    • その他、当社の裁量により、取り扱いが困難であると判断した場合
  4. 当社は、上記についてすべて問題がないと判断した場合にのみ、市場環境を考慮の上、改めて当該仮想通貨の付与の検討を行います。尚、取り扱いを開始する際には、分岐時点に取得したスナップショットに基づき、当該仮想通貨の付与を併せて行います

非常に曖昧な表現ですが、ビットコインゴールドが安全に分岐して、かつ、きちんとした市場価格が期待される場合に、付与するとの方針のようです。

つまり、ビットコインゴールドがきちんとしたコインである確認できれば付与するということでしょう。

正直、ビットコインゴールドがひどいものだとしたら、リスクを負ってまで付与する必要はないため、合理的な判断かもしれませんね。

Zaif(ザイフ)の付与方針

Zaifに関しても10月20日(金)付で、前述のビットバンクと同様に、ハードフォーク時点の顧客資産のスナップショットをとっておき、ビットコインゴールドが安全かつ価値のあるものと判断した場合に付与するようです。

下記の可能性があるため、現時点ではBTGの付与・入出金・取引は行わないと判断いたしました。

リプレイ攻撃に対する保護、対策が不十分である可能性がある
・マイナーが十分に集まらずにブロックが継続的かつ安定的に生成されない可能性がある
・何らかの脆弱性があり、お客様資産の保全が確実ではない可能性がある

また、弊社では付与の如何にかかわらず、分岐時点とされる491407block時点(2017年10月25日前後)でのお客様のビットコイン(BTC)残高のスナップショットを保持します。
BTGの付与をしないと判断した場合であっても、Zaifが保管以外の目的でBTGを移動(※1)したり処分して他通貨に交換するようなことはありません。

※1:BTGのリプレイアタック対策が不十分なことに起因する、こちらで意図しない移動についてはこの限りではありません

(出典:テックビューロHP

GMOコインの付与方針(10月23日(月)追記)

GMOコインについても10月25日(月)付でビットコインゴールドの付与方針について発表がありました。

コインチェック、ビットフライヤーと同様にビットコインゴールドを原則付与するようです。

当社は、10月25日に予期されるビットコインの分岐につき、お客様の資産保全を最優先として対応を検討した結果、下記の対応を実施することといたしました。

対応内容:
ビットコインゴールドは、原則として、お客様に付与いたします。付与時期については未定です。なお、ビットコインゴールドの売買等のサービスを提供する予定はございません。
※現時点の決定です。詳細は、下記の「対応内容①について」をご確認ください。
②ビットコインの受入及び引出の受付を一時停止いたします。

(出典:GMOコインHP

原則としてビットコインゴールドの付与を行う予定ですが、他の取引所と同様にビットコインゴールドの安全性や信頼性に疑義が生じた場合には、付与しない旨を発表するようです。

また、10月25日(水)20時頃からビットコインの受入及び引出の受付が一時停止されます。

VALU(バリュー)の付与方針

取引所ではありませんが参考にVALUの付与方針についても記載します(もしVALUってなに?という方がいましたら以前の投稿「VALUやタイムバンクについてどう捉えるか〜迫り来る評価経済の波〜」を参照してみてください)。

クラウドファンディング進化版のようなサービスであるVALUについては、ビットコインゴールドの付与は行わないとの判断をしたようです。

「Bitcoin Gold」のハードフォークに関するお知らせ

2017年10月25日、「Bitcoin Gold」に係る分岐が起こる可能性が高くなっておりますが、VALUでは「Bitcoin Gold」への対応の予定はございません。

なお、「Segwit2x」に関するお知らせは後日公開する予定です。

何卒ご理解の程、よろしくお願いします。

(出典:VALUログイン時の文言)

VALUについては、どうやら完全にビットコインゴールドについての付与はなさそうですね。

リプレイ攻撃(リプレイアタック)ってなんだ?

各社の発表文にて、やたらとリプレイアタックという言葉が出てきているかと思いますが、そもそもリプレイアタックってなんなんだ?という方も多いかと思います。

ちなみに、ビットフライヤーのホームページにリプレイアタックについての用語説明がありました。

ハードフォークによってブロックチェーンが複数の枝に分岐し、異なる 2 つ以上の独立した台帳に分かれてしまった場合において、ひとつの枝で有効なトランザクションが他の枝でも有効となることを利用して、ある台帳上で有効な取引を他の台帳上でも実行することにより、送金者の意図しない台帳上で資産移動させてしまうことを、リプレイ攻撃といいます。

たとえば、仮にブロックチェーンが Y および Z という 2 つの枝に分岐し、それぞれが独立した台帳とみなされることとなった場合で、送金者が Y の台帳上でのみの送金を意図してトランザクション T を作成したと仮定します。悪意のある受領者がこのトランザクション T の Z 上での実行を試み、トランザクション T がブロックチェーン Z に記録されてしまった場合、送金者は意図せず Z の台帳上でも同様の送金を行ったことになります。

(出典:ビットフライヤーHP

この説明で大体わかるかとは思いますが、つまりビットコインゴールドを与えられたビットコイン保有者が、ビットコインを送金した場合に、何者かがビットコイン送金時のトランザクションをコピーして、ビットコインゴールドの台帳上で当該トランザクションを実行すると、ビットコインゴールドも同じように送金されてしまうということです。

ここで、重要なのは、同様のトランザクションをビットコインゴールドの台帳上で実行したとしても、ビットコインと振込先は同じになってしまうということです。つまり、ビットコイン送金時のトランザクションをコピーした人には、ビットコインゴールドは送られることはないということです。

リプレイ攻撃(リプレイアタック)への対策は?

リプレイアタックへの対策は、実は2017年8月1日にハードフォークしたビットコインキャッシュ(BTH)には施されていました。

対策自体はシンプルで、ビットコインとは違うトランザクションルールをビットコインゴールドに導入すればいいだけです。そうすれば、ビットコイン送金時のトランザクションをコピーして、ビットコインゴールドの台帳上で実行したとしてもエラーとなるだけで特にビットコインゴールドが送金されてしまうということが起こりません。

なお、ビットコインキャッシュのハードフォークの際には、Sighash Typeというパラメータ(署名を検証する際に、検証の挙動を変更するためのパラメータ)に新たなフラグを足すことで対策が行われたようです。

いかがでしたでしょうか?とにかく絶対ビットコインゴールドが欲しい!という方は、コインチェックビットフライヤーGMOコイン(10月23日(月)追記)で購入するのが一番早そうですね。ただし、ビットコインは足元で70万円近くまで値上がりしていることを思うと、ビットコインsegwit2xのハードフォーク前(11月中旬)に購入する方がいいかもしれません。

それでは☆

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