こんにちは。

本日は、少し趣向を変えまして、仮想通貨関連銘柄の2017年4月~2017年9月までの株価を追っていこうかと思います。

今回は、COMSAでのICOを控えている「プレミアムウォータホールディングス」、Zaif取引所でトークンを上場している「フィスコ」、「カイカ」、「ネクスグループ」を取り上げたいと思います。

なお、これらの会社のトークンの説明については「Zaif取引所で販売しているトークンってなんなの?(その2)」の記事をご覧ください。

日経平均株価のチャート

まずはこれらの会社のパフォーマンスを判定するために全体指標を見ていこうかと思います。

日経平均株価は、基本的に大手企業の株価の平均なので、必ずしもこれらの会社と比較できるものではありませんが、参考に見ていこうと思います。

見て頂くと4月頃は約18,500円でしたが、9月には約20,500円まで上昇しています。値上がり率としては約11%です。

背景としては、好調な企業業績及びアメリカFRBの利上げに伴う円安が追い風になっています。

8月中旬~9月中旬に北朝鮮の核実験等、地政学リスクに伴い、いったん下落しましたが、9月下旬から上昇しました。

JASDAQ指数のチャート

Zaif取引所でトークンを上場している「フィスコ」、「カイカ」、「ネクスグループ」については、JASDAQ(ジャスダック)に上場しているため、ジャスダック指数が比較対象として参考となるかと思います。

4月から9月にかけて125から160まで、約28%上昇しています。ジャスダックは小型の銘柄が多いので、日経平均より値動きが大きいです。

また、似た市場にマザーズがありますが、こちらは「東証1部へのステップアップのための成長企業のための市場」という位置づけです。

ジャスダックも成長企業が集まっていますが、どちらかというとマザーズよりは成長よりも安定性を重視した企業が多いかと思います。

プレミアムウォーターホールディングスのチャート

プレミアムウォーターホールディングスは、富士山天然水を製造・販売を主な事業とする会社です。

また、同社はCOMSA上のICOでの第1号案件を実施する予定となっています。正直、最初にホワイトペーパーを見たときは、なぜ水とICOなんだよ!と思ったのですが、「水は安心感がありICOでも怪しまれない」、「トークン取得した人に水を購入してもらい顧客開拓をしたい」ということのようです。

4月~8月上旬までは、約600円でしたが、徐々に上昇し、COMSA発表のタイミングで一気に約1,400円まで跳ね上がりました。その後、落ち着いて現在は約1,200円ですね。上昇率約100%です。

実は、2018年3月期の見込みについては、売上高260億円、11億円の赤字を見込んでいるのに対し、現在の時価総額が約250億円ですので、非常に割高といえるでしょう。ICOでどの程度の資金調達ができるかというところでしょうね。おそらく11億円の赤字の中にはICOの利益は含まれていないと考えられます。

(出典:プレミアムウォーターホールディングス 2018年3月期第1四半期決算短信

 フィスコのチャート

フィスコはZaif取引所で、「FSCC」というトークンを上場しています。

主な事業は、金融関連情報をネットで提供することです。ただし、積極的なM&A等で多角化しています。

また、ICOに参加するためのファンドを組成したり、ビットコイン建て社債を試験発行したり、仮想通貨領域へ積極的に進出しています。

かなり動きの激しいチャートです。

4月頃は約250円でしたが、現在は約420円で、上昇率は約68%となっています。こちらもジャスダック指数の上昇率を大きく上回る結果となっています。

要因としては、取引所の運営(Zaifのシステムを利用)やCOMSAへの投資等、積極的な仮想通貨領域への進出が評価されているといえます。

2016年12月期は11億円の赤字でしたが、2017年12月期は10億円の黒字予想です。しかしながら、黒字の要因は、グループ会社のカイカ株式(株式自体はフィスコ傘下のネクスグループが保有)の売却に伴うものです(経常利益は2.8億円の赤字予想)。

(出典:フィスコ 2017年12月期第2四半期決算短信

カイカのチャート

カイカは、Zaif取引所に「CICC」というトークンを上場しています。

カイカの親会社は、フィスコのグループ会社であるネクスグループでした。

しかしながら、2017年度にカイカの株式は売却される予定なので、子会社から持分法適用会社となります(過去に大きな赤字を出して経営再建中でした)。

結構浮き沈みが激しいのですが、4月上旬は約60円でしたが、5月に約80円に上昇しました。しかしながら、7月末に一時50円近くまで下落しましたが、その後また上昇に転じて現在は約70円となっています。上昇率は、約16%となっています(ジャスダック指数の上昇率を下回る)。

SI(システム・インテグレーション:システムの導入に際して、分析から開発、運用に至るまで、すべての面倒を見てあげること)を主な事業としているのですが、テックビューロの新規仮想通貨公開利用企業向けプラットフォームで開発パートナーになったことにより、業容拡大を目指しています。

2017年10月期の業績予想は、3.8億円の黒字を見込んでいます。時価総額が約220億円なので、PERは約58倍ですね。翌期以降も業容拡大が見込まれることを鑑みると割高ではないですね。チャレンジしてみるのもありかもしれません。

(出典:カイカ 2017年10月期第3四半期決算短信

ネクスグループのチャート

ネクスグループは、Zaif取引所に「NCXC」というトークンを上場しています。

フィスコがネクスグループの約28%の株式を保有しています。

主な事業内容は、ルーター、データカード等の開発・販売です。

4月は約360円でしたが、現在では440円となっています。約22%の上昇です(ジャスダック指数の上昇率)。IOTに強い会社ということで、今後、仮想通貨をIOTに使用する開発を行っていくようです。

2016年11月期は3.8億円の赤字でしたが、2017年11月期は23億円の黒字予想です。しかしながら、黒字の要因は、グループ会社のカイカ株式の売却に伴うものです(経常利益は2.8億円の赤字予想)。

(出典:ネクスグループ 2017年11月期第2四半期決算短信

仮想通貨関連銘柄は儲かるのか?

上記、4つの仮想通貨関連銘柄を見てもわかるように、市場平均を上回って株価が上昇している会社もありますが、下回っている会社もあります。

そのため、一概には言えませんが、やはりICOを行うとか、有名な仮想通貨業界の会社と提携するといったニュースが流れると期待感から上昇する傾向にあります。しかしながら、それは一過性のものですので、やはり業容拡大が見込めるのか、現在の株価は将来予想される利益水準からして割安か割高かといった当たり前の分析が必要になってきます(リミックスポイントやインフォテリアも大きく上昇しましたが、その後は以前の水準に戻っています)。個人的には、仮想通貨関連銘柄に投資をする際は出遅れている銘柄を見つけて、上昇した時に売却するのがよいかと思います。

ある程度、長期スパンで持ちたいといった場合は、やはりファンダメンタルが重要となってくるので、上記の場合だとカイカなどがおススメなんでしょうね。

自分で納得した銘柄を見つけて、投資してみてください(私は現状、仮想通貨関連株は持っていませんが、今後検討します)。

それでは☆

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